柳看護兵長ｖｓ憲兵大尉 前編
ヤナギ軍曹であります
みんな聞いてくれであります〜
今日は週に一度の公休日 いつもいつも上官に「貴様こんなようでは分隊長になれないぞ」だの小言いわれてしょぼい訓練に明け暮れているのでありますよ
そんなウチにとってお休みは重要なのでありますー
なのになのに今日外出しようと許可証貰おうとしたら兵舎の受付にいたんですよ
腐れ外道妹が・・・・・・・・・
「にいさん これから私の家のお留守番頼まれてもらいますか？（命令）」
なんでなんで（看護）兵長でしかも妹の言うことを軍曹で兄のウチがきかねばならないでありますか？？？？？
「階級の名称は一緒でも権限は全然違うのですよ それににいさん勘当されたんでしょ」
なーに 妹の姿が見えなくなったらずらかればいいだけじゃん〜我ながら頭いいでありますー
柳看護兵長「わたしが帰ってくるまでになんか家がおかしかったり 留守番放棄してましたら兵舎ごと吹っ飛ばしてさしあげますわ」
鬼畜外道な妹ならやりかねないであります・・・・・・・・・・・・・
そして柳看護兵長のおうちにて
「うーーーーウチのお休みがぁー畜生妹の隠し持っているヒロポンくすねてやりたいでありますが 兵舎ごと吹っ飛んだら話にならないであります・・・・」
どんどんどんどんどん
「やかましいでありますなー誰ー？？」
「憲兵隊だ！！開けろ！！」
「えっ？！？！今開けるであります！」
がらがらがら
「憲兵大尉である 特例看護兵長 柳水穂はどこだ！！」
「これはこれは憲兵大尉殿 お噂はかねがね聞いているであります」
「貴様が有明第一連隊司令部付軍曹のヤナギだな？妹はどこだ！隠すとためにならんぞ！」
「妹はあいにくふざいなんでありますよー憲兵の旦那 それに隠さなくても溜めにならないと・・・・・」
「キサマ！「為の」字が違うぞ！さてはスパイか？！」
「わわわわわわわわわわ 旦那ーウチは毛論の侵攻軍の軍曹殿と密約なんて交わしてないであります！！」
「キサマ！やはりそうか！！泳がせておいて間違いなかったな！」
「わわわわわわわバレテルでありますかーーー？！」
柳看護兵長「用事が早く済んだから 帰ってみたら・・ 誰？にいさん？ 漫才の相方？Ｗですの？」
ヤナギ軍曹「ちがうであります！」
憲兵大尉「キサマが柳看護兵長だな」
柳看護兵長「あらーよく見たら私のことをストークしている髭憲兵じゃないですのーなんておかわいそうに」
憲兵大尉「キサマには殺人罪 不法薬物所持 そのもろもろの容疑がかかっている 大人しくきてもらおうか？」
柳看護兵長「・・・おやめになったほうが宜しくてよ 憲兵総本部また爆破されたいですか？」
ヤナギ軍曹「わわわわわわわやべー展開になっているであります！いやまてよ お互い頃しあって双方共倒れてくれればウチの天下であります やなやなやなやなやな」
果たしてヤナギ軍曹の目論見どおりになるのか？ 対決の行方は？ 容量がやばいので後半に続く！！
妹の元上司が来たであります
ヤナギ軍曹であります
本日は外道妹の奴が来日した元上司に会う為に横浜に繰り出したのでありますよ
ホントは行きたくないのでありますが妹の奴が「どうしても！（命令）」なんて
いうんで渋々同伴したであります
院長先生「オーミス柳 ムビョウソクサイデシタカー？」
柳看護兵長「先生 お久しぶりですわ あいもかわらず元気そうで」
院長「キミモアイカワラズチャーミングダ ミス柳 所デ軍ノナースリーダーダソウダネ？」
柳「そうですわ 院長先生」
院長「オーナイス大出世！ソコマデタドリツクマデキミハ何人アノ世二送リマーシタカ？」
柳「ざっと見積もっても１５０人くらいですわ 先生にはかないませんですわ」
院長「オー１５０人 我ホスピタル二キミガキタ時カラ見所ノアルナースダト思ッテマシタガ ワタシノ目二狂イハナカッタヨーデース ハハハハハハハハハ」
ヤナギ軍曹「・・・・・お前ら鬼の皮被ったアクマであります」
院長「ミス柳 実ハ来日スル前ノ日少々厄介ナ事ガアッテネー 来客ガ私ノ病院デ刺サレテ
シンダノサ シカモワタシノ部屋デー」
柳「リリー（仮名）あいかわらずですわね」
院長「オカゲデ部屋ノ絨毯 血デ駄目ニナッタデース リリー（仮名）ハキミ二似テ意欲的ナースナノダガ 少々アブナクテ困りマース」
ヤナギ軍曹「・・・・・・・・・・・・・・向うの看護婦は怖いであります」
院長「所デミス柳ノブラザー サージェント（軍曹）・ヤナギハ君カネ？」
ヤナギ「そうでありますが？何か？」
院長「ミス柳のメイルデ 頭ヲ患ズラッテルトカイテアッテネー」
ヤナギ「ウチは頭なんか患ってないでありますよ！」
院長「オーノー ミス柳 君ノブラザーハ 頭ノ患イガ深刻ナヨウダ」
ヤナギ「ロクロク診ないでなんでそんなこと言えるんでありますか？ このクソ毛唐」
院長「シャラップ！ ファッキンＪＡＰ！ 患者ヲベット二寝カスヨウナバカナ病院モアルソウダガ ウチハ違ウゾ！！」
ヤナギ「普通病院ってそうであります！ このヤブ医者！」
院長「黙レ！コノクソ病人 寝タママ医者ヲマツダケダナンテ絶対二サセンゾ！」
ヤナギ「ウチは極めて健康でありますから アンタはいらんおとといきやがれであります！」
院長「オーノーミス柳 君ノブラザーハ手ノ施シヨウガナイデース ソレデモイインデースカ？」
柳「先生にしかすがれないんです よろしく御願いしますですわ」
院長「ミス柳ガソウ言ウノナラ ナントカシマース サー コチラへ」
ヤナギ「ちとまて！！うちの知らない間に話し進めるな と言うかこの前落ちがマンネリだと言ったからでありますか？！？！？！」
柳・院長「こくんこくん」
ヤナギ「お前らお呼びでないであります！」
院長「トーチャンノタメナラエンヤコーラ」
ヤナギ「知ってるのかよ！！であります！」
柳「逝ってらっしゃいませ お・に・い・さ・ま」
ヤナギ「いやーーーーん」
こうしてヤナギ軍曹は白衣の異人さんに連れられて二度と帰っては来ませんでした
４／１０ 大阪に行くですわ
柳看護兵長「るんるんるん やなやなやないざすすめー 負傷兵を看護せーよ」
ヤナギ軍曹「ちょっとまったーであります」
柳「なんですの！？唐突に？」
ヤナギ「荷物検めだ」
柳「？？？？？？？？」
ヤナギ「このビンは？」
柳「消毒用エタノールですわ」
ヤナギ「中身は青酸化合物であろう でこれは？」
柳「包帯ですわ 見て判らないのですか・・・」
ヤナギ「首に巻いてぎゅっとやるとき使うモノでありますなー」
ヤナギ「でピストルと・・・・大阪で仁義無き戦いをするんでありますか！？お前？」
柳「いいたいことはそれだけですか？？おにいさま」
ヤナギ「ウチをころすモードに入りつつあるみたいだが 此れもお前のためなのだ」
柳「メイド喫茶じゃなくて冥府魔道に落ちたいようですね おにいさま」
ヤナギ「今日はひときわウチをころすゲージがたかまっているようだが お前のためなのだ」
柳「私のため なんて優しいおにいさま だから死んでくださいね」
ヤナギ「ダメだ！！！かえってボルテージが上昇しているでありますーー！！もしやお前の
後ろに見えるのわ？？？？？！！！！！！！ チャ・・・・・・・・・」
（ナレーション）ヤナギ軍曹が最後に見たものとは・・・次回「大阪看護婦戦争」にて
真相が明らかに！！ああ 西の都がくれない十字に染まる！！
私の事きいてくださいですわ（命令）
柳看護兵長ですわ
私の愛用のけん銃が修理から戻ってきたので画像だしますわ
私のお父上の形見の品で天皇陛下より賜った 御賜の南部小型拳銃ですわ
バカ兄の安物支給品とは物が違うんですよ物が
製造数が六千丁〜七千丁しかなくて その中で「御 賜」は一桁しかないんです
そのうちの一丁なんですよ 私のは
私 軍直属の婦人看護兵になって 「看護兵長」の位になってから仕事に使うようになったんですよ
「看護兵長」から「特例」がつくようになるんですよ
この「特例」がつくと分隊長待遇になります上 陸海軍の命令外で動けます
そして「特例」の待遇になると医療的独断判断とけん銃の携帯が認められますので
すぐ私物の持込許可を看護士官に御願いしましたのよ
これからもこの形見の銃 大切に使わせていただきますね
ヤナギ軍曹「また可哀想な兵隊を増やす訳でありますな」
たーんたーんたーん
任侠有明ヤクザ戦争
ヤナギ軍曹であります
昨日久しぶりに催し物に逝ったであります
あいかわらず華みたい女の子に群がるハエかゴキブリみたいな男共
ばかりでありますなーと呆れてみてたら表がやけに騒がしいので
野次馬根性で見にいったんでありますよ
そしたら・・・・・・・・・・・・・・
（元）注意殿が特攻くずれと頃しあってたでありますよhttp://cure.livedoor.com/category/picture/?pid=844014
（↑その模様 提供黄泉売新聞）
何であんたらはこんな場違いな場所で殺リ合ってるのか？
こんなんだから注意で終わったんでありますなーとつぶやいてたら
聞かれたらしいので速攻逃げました
ヤナギ軍曹「ふーなんとか逃げられたであります それにしても妹の奴が見たら
感化されかねん後景でありましたなー」
柳看護兵長「お控えなすって お兄様 お命頂戴〜」
ヤナギ軍曹「手遅れでありましたかーーーーー！！！！」
たーん
